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外部環境悪化を吸収して増益を確保へ
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核酸や飼料用アミノ酸などバルク事業のリスク増大
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外部環境悪化を吸収して増益を確保へ
野村証券は11月7日付けで、味の素の投資判断「Buy」と目標株価1,200円を継続した。
12年3月期上期は前年同期比2%営業増益と、ほぼ横ばいと見ていた証券側予想を上回った。
増益の主因は国内食品事業。震災後の販促費減少で大幅増益となった第1四半期の増益幅を概ね維持し、海外食品や飼料用アミノ酸以外のバイオ・ファインの減益をカバーした。
海外食品のコンシューマーフーズ事業は換算為替の悪化で減益となったが、7-9月期のみでは増益へと転換しており、原料高に値上げが追いついてきた。
飼料用アミノ酸のリジンも、需給逼迫と原料高で市況は上昇し、微増益ながらも増益基調を堅持した。
タイの洪水、競合の増産による市況軟化など外部環境が悪化する中でも、会社側は通期利益予想を上方修正。
会社側は通期の営業利益予想を19億円上方修正し、710億円とした。
期初見込みに対して原燃料高で31億円、為替変動で43億円、タイ洪水の影響で10億円の下方修正要因があるため、実質103億円の上方修正である。
約半分が震災影響を含めた国内食品事業の収益性改善、残りが飼料用アミノ酸事業など。
収益は着実に安定化し、13年3月期は主力の海外食品とバイオ・ファイン事業が利益成長を牽引し、増益率は加速すると予想。
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核酸や飼料用アミノ酸などバルク事業のリスク増大
モルガンスタンレーMUFG証券は9月15日のレポートで、味の素の投資判断を「Equal-weight」→「Underweight」に、目標株価を1,000円→800円に引き下げたことを報告。
飼料の添加されるリジンはグローバルバイオケム(中国)や韓国・ドイツの競合勢の増強により、2013年末までに30%強の能力増強が予想される。足元(8月)で2.45ドル/kgの市況は、2013年には2ドル程度まで下落すると予想。
核酸市況は、2010年末の中国・韓国企業の能力拡大により、大幅に下落した。韓国の競合は、2012~13年にも核酸に加え、スレオニンについても大幅な能力拡大を予定しており、市況下落が予想されると解説。
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